世間をにぎわす紳士泥棒なる大泥棒が盗んで隠した大金を、主人公と同居する友人が探し当てて、大得意になって経緯を話すのだが、実は主人公の仕組んだドッキリだったって話。
ま、この友人、めちゃくちゃ気の毒。
探し当てた金はただのおもちゃの紙切れだったし、それよりも友人の手のひらで転がされ、挙句に鼻をへし折られるんだもん。
私だったらもう友達ではいられないね。
しかしあの手品の道具みたいな二銭銅貨はどこから手に入れたのか?
思わせぶりなふうで終わっていて、やっぱりこの主人公の男、ちょっといけ好かないわね。