時は豊臣秀吉のころ。
得体の知れない金ピカのスーパーボディを持つ金色様が、手のひらで安楽死をさせることができる遥香の産みの親の仇討ちに協力する物語。
二人の周りの人々の人生を絡めながら、登場人物のそれぞれの目線で語る壮大な物語となっている。
まあまあ面白かったが、長い。
『金色様』が都合よくスーパーマンなのが、ちょっとだけ残念。
恒川光太郎氏の小説はこれで3作読んだ。
今回、初めての長編。
短編の方が好きかなあ、今のところ。
時は豊臣秀吉のころ。
得体の知れない金ピカのスーパーボディを持つ金色様が、手のひらで安楽死をさせることができる遥香の産みの親の仇討ちに協力する物語。
二人の周りの人々の人生を絡めながら、登場人物のそれぞれの目線で語る壮大な物語となっている。
まあまあ面白かったが、長い。
『金色様』が都合よくスーパーマンなのが、ちょっとだけ残念。
恒川光太郎氏の小説はこれで3作読んだ。
今回、初めての長編。
短編の方が好きかなあ、今のところ。
『夜市』に同時収録されている短編。
7歳の時に行ったお花見で迷子になり、未舗装の人っ子一人いない不思議な一本道を通って家にたどり着く。
12歳になった時、再び、その道を確かめに友達と入り込む。
が、そこは人間は入ってはならない異世界の道だった。
もうね、どっぷりとこの不思議な世界に浸ってしまう。
頭の中で映像を思い浮かべられるっていうか、夢を見ているみたいな感じ。
この異世界のいろいろな決まり事がとてもユニークだしよく考えられていて、どういう発想で思いつくのか知りたいね。
『夜市』『風の古道』で、恒川ワールドに完全にハマった。
久しぶりに好きだと思える作家に出会えてうれしい。
夜市は様々なものが売られている異世界の市場。
買い物をしないと元の世界に帰れない。
大学生のいずみは、高校時代の同級生裕司に誘われて、よくわからないまま夜市に出かける。
そして、裕司が子供の時に、弟を人攫いの店に買い物代金の代わりに渡して、自分だけ異世界から戻ったことを知る。
その日、裕司は弟を連れ戻しに来たのだった。
兄弟は再会するのだが…。
なんとも不思議な物語であっという間に引き込まれた。
久しぶりに、もっと読みたいと思わせてくれる作家に出会った気がする。
この本には、もう一つ物語が収録されている。
楽しみ。