諸葛孔明の登場で、ようやく面白くなってきた。
しかし、これを読んでいると、大将にはあまり頭の良い人っていない気がする。
劉備のように人望があるとか、曹操のように力(権力)でねじ伏せるとか、そんな感じで。
腕力のある人はいっぱいいるけど。
孔明の登場で、24巻に至っては、首が飛んだのは曹操の使者だけだった気がする。
敵の使者は打たないという暗黙のルールを、あまりの激昂に無視した呉の水軍の大将・周瑜がバッサリ。
大体、血の気の多い人達が多いので(そうでなければ戦えないか)、これまで毎回、首は飛ぶ、槍で真っ二つに裂かれる、矢が刺さる、で、死人の山だった。
戦の最中はまだしも、城内で味方同士でも、裏切りや失敗でどんどん首が刎ねられるからね。
怖い時代だわ。
でも、ここのところ曹操は、失敗して帰ってきた将を、済んでしまったことを責めても仕方がないとお咎めなしのことがよくあって、ちょっと見直した。
まあ、2度目はないぞ!と凄んではいたけどね。
これまでのところは、そんな感じ。