孔明は右将軍となってから半年、軍を鍛錬し、再び魏との戦いに挑む。
迎えたのは、曹真。
前回の戦いでは孔明を仕留めるところまでいかず、名誉挽回とばかりに志願し、王双(おうそう)を先鋒に配して出陣した。
その頃、孔明は陳倉城を落とすのに苦戦をしていた。
用意していたいろいろな兵器を繰り出すも、火矢で燃やされるは、城まで穴を掘って攻めようとするも、水を流され溺れてしまうわ、散々な結果に。
そうこうするうちに、援軍・王双がやってくる。
まあ、王双の強いこと強いこと、ことごとく蜀軍はやられてしまう。
どうしたものか、と悩む孔明に、『離』(こだわりを捨てること)の大切さを思い出させた姜維(きょうい)。
蜀軍は、陳倉城を後にする。
ここから孔明の裏をかく戦略が炸裂し、兵糧に不安を抱えながらも王双を破り、悠々自陣に戻った。
孔明に連敗を喫した曹真は、心労から病を患ってしまう。
そして、ついに、総兵の印を曹真から受け継いだ司馬懿仲達と諸葛孔明の知恵比べ対決が始まる。
今回はあらすじばかりになってしまったわ。
いよいよ、三国志のクライマックス突入かな。