さてさて、全60巻の三国志。
いよいよ55巻に突入!
諸葛孔明と司馬懿仲達の知恵比べ。
思うに、ちょっぴり孔明の方が上手かなあ。
それぞれの元で働く将軍たちも、どちらの軍師が優れているのか気になる様子。
しかし、自分たちの指揮官を信じたくても信じられない時もある。
そして指示を無視して、己の考えを通してしまおうとする輩もいる。
まあ、確かにいついつ大雨が降るからああしてこうしてって言われてもねえ、いつだって命を張るのは最前線、信頼がなくてはやってられない。
負傷して破傷風になってしまい命を落とした張苞を泣いて惜しんだ孔明だけど、度重なる戦で戦死した兵士は数知れず。
彼らの命もまた尊かったのだと認識しておられただろうか?
三国志に限らず、いつの世でも戦は誰のものなんだろうね?
戦をしたい人が最前線に出て欲しいと思うのだけど?
とは言え、平和な世の中を作るためという大義があるならば、末端の死は仕方ないのか?