三国志【56】【57】/ 横山光輝


 昔の戦は通信手段が大変だわね。

作戦を細かく立てても、上手くいくとは限らない。

途中で作戦変更なんてしようものなら、どうやって伝えるか?

予めいろいろ想定して、合図を決め、のろしを上げたり、ジャンジャン銅鑼を叩いたり、山の高台から旗を振ったり松明を振ったりするけれど、100%伝わるかどうか?

逆に間違って伝わったり。


そしてもう一つ、昔って大変だわ〜って思うことがある。

それは何を信じたら良いのか?ってこと。

本物の手紙なのか、目の前の人が本人なのかどうか、言ってる事は本心なのか?

あ、本心かどうかは現代だって同じね、わからないわ。


この巻では、遠征中の孔明は2度までも、あと一息で勝利というところで、司馬懿の策略やら味方の保身のせいで、不本意な帰国を余儀なくされる。

現代ならLINEでササっと確認出来るものを、この時代、本当に歯痒いわ〜。


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