時は豊臣秀吉のころ。
得体の知れない金ピカのスーパーボディを持つ金色様が、手のひらで安楽死をさせることができる遥香の産みの親の仇討ちに協力する物語。
二人の周りの人々の人生を絡めながら、登場人物のそれぞれの目線で語る壮大な物語となっている。
まあまあ面白かったが、長い。
『金色様』が都合よくスーパーマンなのが、ちょっとだけ残念。
恒川光太郎氏の小説はこれで3作読んだ。
今回、初めての長編。
短編の方が好きかなあ、今のところ。